セレモニーホール新庄の海藤と申します。
今回は「わたしの想い」と題して投稿します。
ご葬儀のかたちは、一つとして同じものはありません。
ご葬家の方、一人ひとりの想いが違いますので、その思いを聞き取って
葬儀の中で、かたちに出来ることが大事だと思っています。
しかし、葬儀は、慌しい時間の中で、あっという間に過ぎてしまいます。
その中で、送る方・送られる方の考えや、想いに寄り添い
その想いを汲み取ることが大事だと考えています。
私は、女性なので、女性らしい気遣い・サポートを心がけています。
お迎え(搬送)に行き、自宅にお連れした時などは、一緒に片づけをしたり
準備をしたり。掃除機をかけたりしたことも…。
ホールの家族ルーム(ご家族様控室)に入られた時などは
ご自宅にいるかのように、快適に過ごしていただけたらと思っているので
ほかの女性スタッフと共に足りないものがないように、補充を重視しております。
有り難いことに、「家族ルームはとても快適だった」という
お声をたくさんいただいています。
お迎え、打ち合わせ、入棺・通夜・葬儀等の立会い、司会進行
自宅への祭壇設営等、その後の片付け等をすべて担当させていただいているので
ご葬家の方々に、「全部やってるんだね」と、驚かれることは多いのですが
「最初から、最期まで一緒なので安心する」という、お言葉もいただけます。
その、お言葉を聞くと、とても嬉しくなり、励みにもなっているところです。
司会の時など、送る方・送られる方の為にも、しっかりと進行していこうと思い
させていただいてるのですが、ご遺族の方々のお顔を拝見したり
弔辞の方々のお言葉を聞いたりすると、涙が込み上げてくることが多々あります。
涙をこらえながら弔電を読ませていただいてる時もあります。
プロとしてどうなのか?と、お思いになる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それも、送る方・送られる方の想いに寄り添う。
ということになるのではないかと思っております。
「一生に一度のお葬式」毎回、勉強をさせていただいていますし
重大なお仕事をさせていただいているのだということを実感しております。